トヨタ“エンジン付きEV”新型「プリウス」公開 プラグインハイブリッドも同時発表
二酸化炭素の削減に向けてバッテリーの性能を強化した新型のハイブリッド車「プリウス」をトヨタが公開しました。
16日に公開されたのは、“エンジン付きのEV”と銘打って7年ぶりにフルモデルチェンジした新しい「プリウス」です。
ハイブリッド車の特徴である蓄電するバッテリーの性能をこれまでより50%以上向上させることで、通勤など日常での使用はエンジンを使わずに、EV走行だけでカバーできるよう設計されたということです。
ガソリンも使用するハイブリッド車をめぐっては、世界的な脱炭素の流れや自国の産業を守るねらいから、一部の国と地域で規制が強まっています。
トヨタは、規制の対象から外れている外部から給電が可能なプラグインハイブリッドの新型「プリウス」も16日、同時に発表しました。電気自動車や水素自動車などの選択肢も進めて、脱炭素を目指す方針です。
新型「プリウス」は、日本では年明けにも発売され、欧米でも展開される予定です。