日銀短観 大企業製造業の景況感は横ばい
日本銀行はおよそ9000社を対象とする調査、9月の日銀短観を発表し、大企業・製造業の景況感は前回から横ばいとなりました。
企業の景況感などを調査する9月の「日銀短観」で、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数は、「大企業・製造業」で+13と前回6月の調査(+13)から横ばいでした。
一方、「大企業・非製造業」の指数はプラス34となり、2期ぶりの小幅改善となりました。
事前の民間シンクタンクなどによる多くの調査でも「大企業・製造業」の景況感は自動車生産の回復や半導体需要の持ち直しがある一方、中国など海外経済の減速が影響し、前回からおおむね横ばいでの推移を見込んでいました。