日経平均2日連続“高値更新”米株高を好感
2日の東京株式市場で、日経平均株価は小幅に値を上げ、1991年4月以来、およそ29年半ぶりの高値を2日連続で更新しました。
平均株価の終値は、1日に比べて13円44銭高い2万6800円98銭。
前日のニューヨーク市場では、新型コロナウイルスのワクチンが今月中にも実用化されるとの期待から、ダウ平均株価が上昇しました。
また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は、過去最高値を更新して取引を終えました。この流れを受け、東京株式市場は1日の終値に比べて100円以上値を上げて取引が始まりました。
しかし、この1か月間で、日経平均株価の終値の上げ幅が3000円を超え、2万7000円台の節目に迫っていることなどから、高値への警戒感が広がり、利益確定のための売り注文から、日経平均株価が1日の終値に比べて下げる場面も一時ありました。
東証1部の売買代金は、概算で3兆726億円。東証1部の売買高は、概算で14億2881万株。