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「小僧寿し」元役員に課徴金“下方修正”前に株売却か インサイダーで監視委が勧告

2024年5月24日 19:17
「小僧寿し」元役員に課徴金“下方修正”前に株売却か インサイダーで監視委が勧告

寿司チェーン大手「小僧寿し」の元役員の男性が、インサイダー取引をしていたことがわかりました。

証券取引等監視委員会は24日、金融商品取引法に違反したとして、「小僧寿し」の40代の元役員の男性に539万円の課徴金納付命令を出すよう、金融庁に勧告しました。

証券取引等監視委員会によりますと、元役員の男性は2022年10月、職務上知った小僧寿しの業績予想の下方修正に関する情報が公表される前に、小僧寿しの株式およそ227万株を5767万円余りで売ったということです。

小僧寿しは、「防止策が有効に機能しなかったことを真摯に受け止め、再発防止に努めたい」としています。