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【入社式 トップが新入社員に求めたこと】大和証券中田社長、「120年のパイオニア精神」を支える3つの心構え

2022年4月1日 21:52
【入社式 トップが新入社員に求めたこと】大和証券中田社長、「120年のパイオニア精神」を支える3つの心構え
大和証券グループ本社 中田誠司社長

大和証券グループ本社の中田誠司社長が入社式の挨拶で新入社員に求めたこと。それは「貯蓄からSDGsへ」という考え方をベースに新たな価値を創造していく事、発展を支えるは社員一人ひとりの力だとして仕事に対する3つの心構えでした。

■「120年のパイオニア精神」 事業戦略3本柱の1つは「デジタルとリアルのベストミックスの追求

証券会社の社会的使命は、証券市場を通じて、経済の発展、持続可能な豊かな社会作りに貢献していくことです。皆さんには、今日からその大きな社会的使命を担う大和証券グループの一員として、それぞれの業務に取り組んでいただきます。

大和証券グループには、今年で120周年を迎える歴史の中で新しいことを次々と実現してきた「パイオニア」精神があります。

その上で、現在の大和証券グループにおける中期経営計画の事業戦略の基本方針は、「クライアントファーストとクオリティNO.1の実現」、「ハイブリッド戦略による新たな資金循環の確立」、そして、年々高まっているDX対応の重要性、必要性を踏まえ「デジタルとリアルのベストミックスの追求」を3本目の柱としています。

また、大和証券グループは、経営戦略の重要テーマとしてSDGsを組み込み、目指すべき姿として「2030Vision」を策定しています。

「三方よし」という言葉がありますが、企業の全てのステークホルダー、株主・お客様・お取引先・社員及びその家族・社会全体が、企業とウィンウィンの関係になり、お互いに共生し、新たな価値を創造していく事が求められているわけです。

今後も、「貯蓄からSDGsへ」という考え方をベースに、新たなお金の使い方、資金循環の仕組みを創出していきたいと思います。

■社員に求める「3つの心構え」

こうした大和証券グループの発展を実際に支えていくのは、社員の皆さん一人ひとりの力です。そこで、仕事に対する基本的な心構えを3点伝えます。

1点目は「知識・ナレッジ」の習得です。時代の変化とともにお客様の価値観が多様化する中、お客様が抱える課題に対してベストなソリューションを提供するためには、高い専門能力が必要です。

2点目は、「スキル・テクニック」を磨くということです。学んだナレッジをフルに活用し、お客様にベストソリューションを提供する事でこそ、知識を質の高い技術へ転嫁し、仕事のクオリティを引き上げることができます。

最後に、最も重要なのが「マインド」です。お客様に真摯に誠実に向き合う「顧客マインド」、コンプライアンスを守る「リーガルマインド」、何が何でもやり遂げる「セルフマインド」の3つです。

この3つのマインドが揃って、初めて本当の意味で「クオリティNO.1」と言えます。

皆さんには、私たちと共に日本および世界を代表する素晴らしい真の「超一流の会社」を目指し、頑張って頂きたいと思います。皆さんの成長と活躍を大いに期待しています。