【入社式 トップが新入社員に求めたこと】ローソン竹増社長、コロナ下で仲間とチャレンジしてきた「楽しくする達人」として“マチ”を幸せに
ローソン竹増貞信社長が入社式のあいさつで新入社員に求めたこと。それは、コロナ下の2年間、仲間たちとしっかり環境の変化を楽しく変えてきた「達人」として、「"みんなと暮らすマチ"を幸せにする」ことでした。
■「楽しくする達人」「ダイヤモンドの原石」に求める行動
皆さん入社おめでとうございます。
リアルの場で皆さんの顔を見ながらお話しするのは背筋も伸びて良いものだと感じています。
私たちの商売はリアルのお店を中心にしています。
こうして顔を見ながらのコミュニケーションは改めて大事だと実感しています。
今日は皆さんに三つお話ししたい事があります。
まず一つ目は「皆さんは楽しくする達人だ」ということです。
皆さんはコロナ下の2年間、仲間たちと創意工夫をしながら厳しい環境で、いかに楽しく過ごすことができるかにチャレンジしてきたと思います。
ローソンは「変化対応業」です。
いかにスピーディーに、楽しく、変化に対応していくことができるかを日々問われています。
皆さんは楽しく仕事ができる人たちです。
これからもいろいろなことが起こると思いますが、自信を持って大いに立ち向かって、楽しく仕事をしていただきたいと思います。
二つ目は、皆さんはダイヤモンドの原石であるということです。
ローソンでは、入社の前に自分を漢字1文字で表すアンケートをしていますが、今年はほとんど同じ漢字がありませんでした。
皆が違う漢字で良いのです。
これがダイバーシティであり、皆さんの価値です。
誰しも皆違う良さがある。
それぞれの違いや価値観を大切に、ダイヤモンドになるべく自分を磨き続けてほしい。
そして、ローソンの舞台の中で光り輝いてほしい。
私たちはダイヤモンドになる原石を見守り、一緒に磨いていきたいと思います。
三つ目は、私たちは何のために仕事をしているのかを常に立ち止まって考えてほしいということです。
ローソングループの仲間には、全国に約6500名のオーナーさん、約18万人のクルーさんがいます。
今この瞬間も全国14,600店舗で仲間たちがしっかりとお客さまを迎え、1店舗1店舗でそれぞれのマチを幸せにしようと努力しています。
ローソングループの理念は、「私たちは"みんなと暮らすマチ"を幸せにします。」です。
仕事で迷ったり悩んだりしたときには、この理念に立ち返り、自分自身の行動を見つめ直してください。
■目指す「マチのほっとステーション」とは?誠実であること
私たちには"みんなと暮らすマチ"を幸せにするためのビジョン「マチのほっとステーション」があります。
日々の暮らしの中では、ちょっとした幸せやほっとする瞬間をご提供する。
そして先日の東北の地震のような有事の際には、マチの皆さんに安心してもらう役割を果たす。
平時にも有事にも暮らしをしっかりとサポートしていく。
これこそが私たちが目指す「マチのほっとステーション」です。
そして、そのために私たちがどのような行動をとっていくべきか、それがローソンWAYです。
「マチ一番の笑顔あふれるお店をつくろう。」「アイデアを声に出して、行動しよう。」「チャレンジを、楽しもう。」「仲間を想い、ひとつになろう。」「誠実でいよう。」まずは、自分自身に誠実でいてほしい。
そうすることで仲間に対しても誠実になることができます。
ローソンには1人でできる仕事はありません。
仲間がいて初めて自分たちが目指す場所に行くことができるのです。
仲間を認め、時にはお互いの価値観をぶつけあい、新たな価値を創造していく。
常に変化を楽しんで、気付いたことを声に出してチャレンジをしていく。
そして、仲間と笑顔でチャレンジしていくことで、"みんなと暮らすマチ"を幸せにすることができます。
改めてお伝えします。
皆さんは楽しくする達人です。
この2年間、しっかりと環境の変化を楽しく変えてきたと思います。
そして、ダイヤモンドの原石の集まりです。
ぜひ大いにローソンという舞台で楽しんでください!