ヤフー、ITエンジニア育成事業に参入へ“未経験者でも即戦力レベルに”
IT分野の技術者が不足する中、ヤフーが人材育成の事業に参入することがわかりました。
IT大手のヤフーが参入するのは、プログラミングなどのITエンジニアのスキルやノウハウを学べる教育事業です。
オンラインで1日に2~3時間の学習を4か月間行うことで、未経験者でもエンジニアとして即戦力で働くことができるレベルに育てるとしています。また、受講者はエンジニアとして転職するための面接対策や求人紹介などといったサポートも受けられるということです。
デジタル化の拡大でIT人材の不足は深刻になっていて、政府は2030年には最大79万人も不足すると試算しています。IT人材の育成は急務となり、情報通信大手のインターネットイニシアティブもエンジニアなどを育成するための「IIJアカデミー」を来年開設することを発表するなど、IT関連企業の人材育成支援の動きが広がっています。