日本郵便は今年の秋をめどにゆうパックの料金を値上げする方針を明らかにしました。

日本郵便は燃料価格をはじめとする物価や人件費などのコスト上昇に伴い、今年の秋をめどにゆうパックを値上げする方針を示しました。

値上げ幅は決まっていませんが、消費税増税を受けた値上げを除き、2018年3月以来の基本料金の改定となります。

また、将来的にはハガキや手紙などの郵便料金の値上げも検討するとしています。

日本郵便をめぐっては経済産業省が中小企業にコスト上昇分を取引価格に転嫁しているかを聞いた調査で発注元企業として唯一の最低評価となりました。

これを受け日本郵便は、31日に公表した新年度の事業計画の中でも「郵便物や荷物の配達・集荷などの業務において、多数の協力会社の皆さまに協力をいただいている」としていて今回の値上げは取引価格のアップも視野にいれたものとみられます。