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ギョーザ支出額“日本一”でアツアツの闘い

2021年2月5日 20:47
ギョーザ支出額“日本一”でアツアツの闘い

ギョーザの支出金額が5日に発表されました。宇都宮、浜松、そして宮崎……。果たして結果は?

◆ギョーザの年間支出額、今年の首位は

店舗数300以上、東のギョーザのまち・栃木県宇都宮市。

宇都宮餃子会・鈴木章弘事務局長「一番、私個人的に好きなのは、形なんです。ギョーザの形」

丸く焼き上げ、真ん中にもやしをそえるのが特徴の、西のギョーザのまち・静岡県浜松市。

浜松市シティプロモーション課・北嶋秀明さんは「ギョーザの文化を盛り上げていければ」

ギョーザを愛してやまない宇都宮市と浜松市。5日に発表されたギョーザの年間支出額は、浜松市が2年ぶりの首位に返り咲きました(ギョーザ1世帯あたりの支出金額・2人以上の世帯 総務省家計調査)。

◆1位浜松市、2位宇都宮市。街では?

1位という結果に、浜松市内のギョーザ店『浜松餃子むつぎく』は。

──浜松が2年ぶりに1位になったんですけど。

近藤昌子さん「そうなんですか、はぁー良かった!(前回2位で)来年は絶対1位になりますって宣言しちゃったもんですからね、1位になることを祈ってたんです。ありがとうございます」

一方、2位に陥落してしまった宇都宮市。前日の夜は水ギョーザをつまみにお酒を飲んでいたという宇都宮餃子会の事務局長は。

鈴木章弘事務局長「味とかサービスとか、そういったものを名実ともにギョーザの町にするというのが、今の目的」

意外にも順位はそれほど気にしていないとのこと。

◆2強に迫る宮崎市、ギョーザ3強時代は!?

浜松市が1位、宇都宮市が2位となった2020年ギョーザの支出金額ランキング。2強に迫ってきたのが、3位に入った宮崎市です。2位との差はわずか23円。

実は、2020年の上半期に1位だったのは、宮崎市。年間のランキングでも一気に首位獲得が期待されていましたが、結果は惜しくも3位。

宮崎市ぎょうざ協議会・渡辺愛香会長「ギョーザ3強時代とすごく大きな声で言いたかったですけど、今年は1位2位に食い込めるように、まだまだ頑張っていきたいと思っています」

浜松市、宇都宮市、そして宮崎市。ギョーザ日本一を巡るアツアツの闘いが繰り広げられています。