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会食同席 処分の農水次官「信頼損ね反省」

2021年2月25日 22:36
会食同席 処分の農水次官「信頼損ね反省」

農林水産省は吉川元農水大臣の贈収賄事件に関連し、現在の事務次官を含めた職員6人を処分しました。

この問題をめぐっては、贈収賄事件で在宅起訴された吉川元農水大臣から誘いを受けて、鶏卵大手アキタフーズの元代表との会食に今の事務次官らが同席していました。

これを受けて農水省は、国家公務員倫理規程に違反するとして、枝元真徹事務次官ら3人は1か月間10分の1の減給、残りの3人を戒告や訓告とする処分を決めました。また、現在の野上農水相も1か月分の給与を自主返納するとしています。

調査の結果、会食は2018年10月と翌年9月に行われ、事務次官ら幹部が同席し、費用はアキタフーズ側が負担していました。

処分を受け枝元事務次官、野上農水相はこのように話しています。

枝元事務次官「自分自身の行為で農林水産行政、国家公務員への信頼を損ねたということで、申し訳なく思って反省しております。ちゃんと身を律してやっていきたいと思います」

野上農水相「国民の厳しい視線を常に意識しながら、農林水産行政をひとつひとつ前進させていくしかないと考えております。私自身が先頭に立って、農林水産省一丸となって信頼回復に取り組んでまいる所存です」