日経平均424円安 日銀会合結果受け反落
19日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げました。平均株価の終値は、18日に比べて424円70銭安い2万9792円5銭でした。
前の日のニューヨーク株式市場では、アメリカの長期金利が上昇していることから株が売られ、ダウ平均株価やハイテク株が中心のナスダック総合指数が下落しました。この流れを受けて、東京株式市場でも売り注文が優勢で始まりました。
また、18日、日経平均株価が3万円を超えたことや、週末で利益を確定する売り注文が出やすくなっていることも平均株価を下げる要因となりました。
さらに午後、平均株価の下げ幅は600円に迫りました。
三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩氏(チーフマーケットストラテジスト)によりますと、日銀が金融政策決定会合でETF(=上場投資信託)の買い入れについて、日経平均連動型などの買い入れを停止すると決定したことから、日経平均に組み込まれている銘柄が多く売られたということです。
東証1部の売買代金は、概算で4兆4456億円。東証1部の売買高は、概算で21億187万株。