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NYダウ続伸 ハイテク株に買い広がる

2021年3月10日 7:50

9日のニューヨーク株式市場は、長期金利の上昇が一服したことを受け、ハイテク株に買いが広がったことなどから、ダウ平均株価は、続伸して取引を終えています。

9日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、前日比30ドル30セント高い3万1832ドル74セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も、464.66ポイント上げて、1万3073.82で取引を終えています。

この日は、長期金利の上昇が一服したことを受け、前の日に大きく売られたハイテク株を買い戻す動きが広がりました。IT大手の「アップル」が4パーセント高、「マイクロソフト」が3パーセント高となるなど、ナスダックは、大幅に反発し、今年最大の上げ幅となりました。

ダウ平均も、午前中は買いが先行し、一時、350ドル近く上げる場面もありましたが、取引終了にかけては、利益を確定するための売りが広がり、30ドル高と上げ幅を縮小して取引を終えています。

市場関係者は、「今後しばらくは、長期金利の上昇が落ち着き、ハイテク株に買いが集まる展開になるとみている」と話しています。