スーパーの商品を自動配送ロボで…実証実験
スーパーの商品をロボットが家まで届ける期間限定のサービスが始まりました。
「楽天」と大手スーパーの「西友」は日本で初めて、自動配送ロボットが公道を移動してスーパーの商品を消費者に届けるサービスの実証実験を始めました。
利用者がオンラインで商品を購入すると、スーパーの店員が注文をもとに商品をロボットに積み込みます。その後、ロボットが公道を自動走行して、利用者の家に向かいます。到着すると、利用者のスマホに自動音声による電話で連絡が入り、利用者はロボットに暗証番号を入力することで、商品を受け取ることができます。
楽天 ドローン・UGV事業部 向井秀明さん「(実験が行われている)馬堀海岸におきましては、高齢者の方が非常に多く住んでます。買い物に行ったけれども重いものを持って帰るのが大変だと。そういうような声を聞きますので、まずはそういった方に対してロボットが代わりに運ぶ、そういったサービスを展開したいと思ってます」
高齢化が進む中、運転免許を手放すなどして買い物が困難になっている人も増えています。そのため、自動配送ロボットを活用することで高齢者の生活を便利にするとともに、物流業界で問題になっている人材不足も解消したいとしています。