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物流倉庫の業務効率化へ KDDIグループが新サービス

2024年8月22日 14:31
物流倉庫の業務効率化へ KDDIグループが新サービス

物流業界で労働力不足が深刻化する、いわゆる“物流の2024年問題”の解決に向け、KDDIグループは物流倉庫の業務を効率化する新しいサービスを開始しました。

KDDIグループが22日から始めたのは、流通・小売企業などが商品を保管している倉庫で、出荷数やロボットの稼働状況といった情報を元に、最適な人員配置や作業員のシフトなどを提案するデータ分析サービスです。

このシステムをKDDIの物流センターで実証実験したところ、今までと比べて最大1.4倍の量の商品を出荷できるようになったということです。

KDDI購買本部・砂川健一副本部長
「データ分析をいかして、人の配置とロボットの動きを合わせて、(出荷能力を)最適化するのが一番大きなテーマかなと」

KDDIグループはこのサービスを通じ、これまでは作業員の経験と勘で予測していた出荷準備などにかかる時間をデータから正確に算出することで、トラックドライバーの荷待ち時間削減に繋げたいとしています。