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イオン コロナ影響で12年ぶりの赤字

2021年4月9日 22:02

流通大手のイオンの去年3月から今年2月の決算は、新型コロナウイルスの影響を受けて、12年ぶりの赤字となりました。

イオンの去年3月から今年2月までの1年間のグループ全体の決算は、最終損益がおよそ710億円の赤字となりました。最終損益が赤字となるのはリーマンショックの影響を受けた2009年以来12年ぶりということです。

去年の緊急事態宣言でイオンモールが休業したことや、テナント店舗への家賃の減免を行ったことなどが赤字転落の要因だとしています。

一方で、こうした要因は一過性のものであるとし、今期の見通しについては、コロナ前の水準まで回復する見込みだとしています。また、スーパーやドラッグストア事業は好調だったとして、今後出店を増やしていくということです。