経済同友会が新体制始動 若手と女性前面に
経営者の率直な発言を強みとしている経済同友会が、若手と女性を前面に打ち出して、さらに発信力を高めるための新体制を始動しました。
経済同友会はいわゆる“おじさん”ばかりの集まりではなく、若手経営者や女性、そして学生も取り込むダイバーシティに富んだ団体であることを自負しています。
櫻田代表幹事の2期目の新体制では、同友会の発信力強化をめざし、オイシックス創業者である高島氏が、広報戦略を担う副代表幹事に起用されました。
経済同友会(オイシックス・ラ・大地社長)高島宏平副代表幹事「発信力高めていくにあたって、経済同友会が誇る論客たちのデータベースのようなものをつくろうかなと」
高島氏は、同友会の若手経営者らがメディアやシンポジウムで発信する機会を増やし、さらなる若手経営者の取り込みにつなげる狙いです。
また、大和証券グループ本社の田代桂子副社長は、働き方改革の政策を担当します。
経済同友会(大和証券グループ本社副社長)田代桂子副代表幹事「最低限だと思うんですけれども2030年ではなく、もっと早く(女性役員比率を)30(%)にする、というのが短・中期的な目標で、ただそこは(ゴールでなく)途中だと思います」
櫻田代表幹事は、経済同友会の発信力、実行力を強化し、国の政策決定や実現への関与を高めていきたい考えです。