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経済界として“接種に全面協力”経団連会長

2021年6月2日 1:49
経済界として“接種に全面協力”経団連会長

経団連の新たな会長に正式に就任した住友化学の十倉雅和会長が会見し、経済界としてワクチン接種に全面協力する考えを示しました。

経団連・十倉雅和会長「職場接種の実施や就業環境の整備、それに加えまして産業医看護師の派遣、接種会場の提供等、できるものは全てやりたい、そういう覚悟であります」

経団連の十倉雅和新会長は、新型コロナワクチン接種により集団免疫を獲得することが、経済活動の正常化につながるとして、経済界としてワクチン接種の加速に向け、職場などで接種を行う職域接種の実施や、接種しやすくするよう就業環境の整備など、全面協力していく考えを示しました。

また、経団連では、新たに6人の副会長が選任されました。初の女性副会長に就任したディー・エヌ・エー会長の南場智子氏は、国内での「ユニコーン」と呼ばれる成長性の高いベンチャー企業を5年で今の10倍にするという目標を掲げ、こうした企業を育成する仕組みを強化していく考えを示しました。