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日本郵便などが実験“顔認証”で「置き配」

2021年8月4日 15:32
日本郵便などが実験“顔認証”で「置き配」

宅配ニーズが増える中、オートロックのマンションでも、配達員が中まで入って「置き配」できる仕組みの実験が行われました。

マンションの入り口でタブレットに顔を認識させているのは、日本郵便の配達員です。これは日本郵便などによる実証実験で、事前に登録しておけば、顔認証でオートロックの扉が開き、中に入ることができます。

日本郵便 郵便・物流業務統括部長 五味儀裕さん「オートロックマンションの方には“置き配”のサービスを提供することが難しかった」

この技術で「非接触」での荷物の受け渡しがしやすくなる他、居住者が不在の場合の「再配達」の負担が削減できます。現在、この顔認証技術は7700以上のマンションなどに導入されているということで、日本郵便などは、活用に向けて実証実験を進めていく予定です。