“2週間、人流の約5割減必要”分科会提言
急速な感染拡大を受け政府の分科会は今後2週間、人流をおよそ5割まで減らす必要があると提言しました。
尾身会長「今きょう明日から短期間2週間ぐらい緊急事態宣言がでているわけで、さらに集中的にとっていただきたい、強い対策について提言します」
分科会の尾身会長は「救える命が救えなくなるような状況にもなり始めている」として今後2週間、集中的な対策の強化が必要だと提言しました。
具体的には昼夜を問わず東京都での人流を今回の宣言前の7月前半に比べておよそ5割に減らす必要があるとしています。
また感染リスクが指摘されている百貨店の「デパ地下」やショッピングモールなどの人出を強力に抑制することを求めています。
さらにこれまで対応にかかわってこなかった医療機関に協力を求めることもあげられました。尾身会長は去年初めて出された緊急事態宣言の時と同じ危機感を共有すべきとして対策の強化を求めました。