コロナで変わる住宅事情…賃貸マンションも
長引くコロナ禍で住宅をめぐる事情が変化を見せています。おうち時間を快適にするためリフォームする人が増え、新築のマンションでもテレワークに対応した斬新な間取りも登場しています。
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9日、都内のホームセンターに来ていた30代の夫婦。
夫婦(30代)「家にいる時間が長かったので、何かみんなで作ろうかなという感じで」
夫婦(30代)「子供がいるので何かやらせてみたいなと思って」
別のお客さんも。
主婦「前よりは家の中でできる時間で、リラックスできるようにとか。子供たちもいますので過ごしやすい空間にはしたいなと」
家の中の環境を変えたいという声が聞かれました。こうした中、いまホームセンターで売れているというのが…。
DCM広報 佐藤義一マネジャー「こちらの壁に貼るリメークシートが人気です」
テレワークの際に映る自宅の壁。その背景を変えられるリメークシートは、コロナ前のおよそ7倍の売り上げ。棚などを設置するためにクギを打たず柱を取り付けられるアジャスターは1.5倍ほどの売り上げだといいます。
佐藤義一マネジャー「ご自分でご家庭をリフォームしようという方が増えております」
ある市場調査会社は、在宅時間の増加で住宅への関心が高まり、今年の住宅リフォームの市場規模を前年比3.3%の増加と予測しています。
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コロナ禍で注目される住まいの環境。今年5月から売り出している横浜市の分譲マンションにはある特徴が。
大京本店推進部・上田寛人係長「玄関がこちらになっておりまして、その先、こちらが廊下になっております」「(Q 廊下はそこだけ?)ここだけになります」
2LDKの部屋ですが、廊下をかなり少なくした造りにしたというのです。扉を開けるとすぐにキッチンとリビング。リビングと寝室も廊下で区切っていないということです。通路だけの廊下を少なくし、その分、部屋を広くしたというこの物件。
上田寛人係長「広くなることでテレワークとかそういったスペースを確保できるというところから、このプランニングにしました」
廊下というデッドスペースをなくすことで、在宅勤務できるスペースを確保することもできるといいます。
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在宅勤務を考えた間取りは、建設中の分譲マンションでも。
三井不動産レジデンシャル 都市開発二部事業室・菅原純主事「コロナ前ですと70平方メートルぐらいのプランだと、2LDKを選ばれる方が7割ぐらいいらっしゃったんですが、コロナがあって3LDKがほしいという方が6割ぐらいに変化してきました」
より部屋数を増やしたいというニーズが増えていることから、同じ面積で書斎を追加するプランも販売しているということです。
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コロナ禍の生活を意識した設計は、賃貸マンションでも。築33年・多くがワンルームの物件「DeLCCS文京神楽坂」。今月、マンションの1階に設置したのが、ワーキングスペース「And Worker神楽坂」です。カフェのようにもみえるこの場所。
ミサワホーム開発事業部・橋本雅史さん「なかなかワンルームだと仕事と住まいのすみわけができなくて。こういうスペースがあることで下に行けば仕事ができる」
コンシェルジュもいて、宅配の受け取りなども行ってくれるということです。また、ワンルームの一部をリノベーションし、在宅勤務する人を意識した部屋にしているということです。コロナ禍で、住宅環境に変化が起きています。