韓国専門家の現地視察は「計画には影響を与えない」 福島原発処理水の海洋放出で日本政府が強調
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東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐる韓国からの専門家視察団の現地視察について、日本政府は改めて「放出計画には影響を与えない」と強調しました。
視察団の派遣は、今月7日の日韓首脳会談で合意されたもので、視察団は23日から24日にかけて2日間、福島第一原発で放射性物質の浄化装置や、処理水の放出設備などを視察しました。
今回の視察について、日本政府は改めて「放出計画に影響を与えない」と強調しており、「引き続き透明性高く情報発信を行い、国際社会の理解醸成に取り組んでいく」としています。
経産省幹部によると、来月末にも処理水の安全性などを検証するIAEA(=国際原子力機関)からの最終報告書が公表される見通しで、政府はこれをもって今年夏頃にも、処理水を安全な基準まで薄めて海に放出する方針です。