新型コロナウイルスによるリモートワークの広がりで心配されているのがコミュニケーション不足です。それを解消してくれるあるものが注目されています。

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リモートワークについて話を聞いてみると─。

３０代会社員
「仕事以外の雑談がなくなったので、寂しいなと思いました」

２０代会社員
「（仕事で困っても）そもそも、誰に何を聞いていいかわからない状況の人は多い」

新型コロナで広がったリモートワーク。新しい働き方ができる一方で、コミュニケーション不足を感じている人もいます。そこで登場したのが─。

「社長ごちそうさまでーす！」

普通の自動販売機ですが、真ん中にカードリーダーが２つあります。社員証を２枚同時にかざすと、飲み物を自由に選ぶことができ、社長のおごりで取り出すことができます。

この“社長のおごり自販機”、「飲み物を飲む時くらい、誰かとちょっと一息ついてほしい」という思いで考えられました。２人一緒に社員証をかざせば、飲み物代は会社が負担してくれるのです。

設置しているコクヨグループ　利用した新入社員
「オンラインが増えてきて、コミュニケーションが減ってきていたので、誘いをもらった時にはとてもうれしくて」

設置しているコクヨグループ　利用した先輩社員
「人となりみたいなのがわかったので、話しかけやすくなりましたね」

ひとりの場合は、お金を入れないと飲み物を購入できません。

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サントリー　社長のおごり自販機企画　森新さん
「何気ないおしゃべりからアイデアが生まれたり、雑談が生まれて、それが職場やチームをより良いものにしてくれるといいなと思っています」

利用できる時間や回数の上限などは、自由に設定が可能です。自動販売機が、コロナ禍のコミュニケーション不足解消につながっています。