ガソリン価格 10週連続値上がり169円
ガソリン価格が10週連続の値上がりとなりました。
石油情報センターによりますと、今週月曜日時点の全国のガソリンスタンドでのレギュラーガソリンの店頭価格は1リットルあたり169円で、前の週に比べ30銭の小幅な値上がりとなりました。
値上がりは10週連続で2014年8月以来、7年3か月ぶりの高値となります。
また、灯油は1リットルあたり108円30銭となり、こちらも10週連続の値上がりとなりました。
新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたことで経済活動が再開し、原油の需要が増えていることが値上がりの続く要因となっています。
今後の原油価格について石油情報センターは、石油の仕入れ業者が一時値段を下げた影響で、値下がりする要素がある一方、OPEC=石油輸出国機構などが原油の追加増産を見送ったため、値上がりする要素もあり、高止まりの状況がしばらく続くと予想しています。