GDP2期ぶりマイナス成長 主な理由は…
ことし7月から9月の実質GDP=国内総生産の成長率は、年率でマイナス3.0パーセントと、2期ぶりのマイナス成長となりました。
内閣府が発表したことし7月から9月のGDP成長率は、物価の変動を除いた「実質」で前の3か月と比べて0.8パーセントのマイナスでした。年率換算でマイナス3.0パーセントと2期ぶりのマイナス成長となりました。
主な理由は2つあります。
感染拡大で東南アジア中心に工場が停止、半導体不足も影響し輸出が5期ぶりのマイナスとなりました。もう一つの理由、個人消費は宿泊や飲食に加え自動車や家電が伸び悩みマイナスとなっています。
専門家は「今後は感染者が減ったため、飲食などは持ち直しが予想されるが、自動車は輸出の面でも品不足の面でも足を引っ張り大きなプラスにならないだろう」としています。