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自動走行ロボット 公道での実証実験を公開

2021年12月2日 18:25
自動走行ロボット 公道での実証実験を公開

人手不足を解消するために開発された、薬や日用品などを運ぶ自動走行ロボットの公道での実証実験が公開されました。国内で初めて異なる種類のロボットを同時に管理する試みも行われました。

実証実験は、薬局から1キロ離れた介護施設へ自動走行のロボットが荷物を運びます。通常は時速4キロほどと歩行者と同じ程度の速さで走行し、自動で左右に曲がります。

ロボットの上部には、周囲の障害物を認識する技術が搭載されていて、電柱やガードレール、人やクルマなどを認識したら、自動で障害物を避けたり停止したりして安全を確保します。

また今回は、国内で初めて異なる種類の自動走行ロボットを同時に管理する実験も公道で行われました。

ロボットを開発した川崎重工とティアフォーと公道の実証実験を支援する損保ジャパンは、「人手を介さない物流システムの実現に向けて実証実験で出てきた課題を解決しながら、将来的には、事業化も検討していきたい」としています。