SDGs 無印良品が保冷剤を回収・再利用
生活雑貨チェーン大手の「無印良品」が、保冷剤を回収し再利用・リユースする取り組みを始め、SDGsへの取り組みの一環として、注目されています。
無印良品が始めたのは、家庭などで不要となった保冷剤を回収し、リユースする取り組みです。対象となるのは、ソフトタイプのもので、無印良品のものだけではなく、どこのものでも回収。店舗で殺菌・洗浄され、リユースされます。
冷凍食品を購入した人は
「(保冷剤は)最終的に捨てることしかできないので、再利用してくれるなら役に立っていい」と話します。
無印良品の取り組みが始まって2か月あまり、全国の400店舗近くで、すでに2万個あまりを回収し、リユースしているということです。
なぜ、保冷剤を回収する取り組みを始めたのでしょうか。
無印良品を運営する良品計画は「コロナ禍で配布量が増えている保冷剤を、ゴミとして捨てることを減らせないかと考え生まれた」といいます。
今後も、取り組みを広げていきたいとしています。