予算案107兆6千億円程度で最終調整
政府は来年度当初予算案の一般会計総額を過去最大の107兆6000億円程度とする方向で最終調整しています。
政府は来年度当初予算の一般会計総額を107兆6000億円程度とする方向で最終調整に入りました。今年度の当初予算より1兆円程度増え、10年連続で過去最大を更新します。また、総額が100兆円を超えるのは4年連続です。
税収は新型コロナの影響で落ち込んでいた企業の業績が上向くとみて過去最高のおよそ65兆2400億円を見込んでいます。
新規の国債発行額はおよそ36兆9300億円とし、うち、およそ30兆6800億円を赤字国債でまかないます。
新規の国債発行額は2年ぶりに減りますが、社会保障費がおよそ36兆2700億円、防衛費も過去最大の5兆3700億円程度を見込んでいることなどから国債でまかなう公債依存度はおよそ34%となり、借金頼みの財政が続きます。