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防衛費7738億円で過去最大 補正予算案

2021年11月26日 17:58

政府が26日に閣議決定した今年度の補正予算案のうち防衛費は7738億円で、過去最大となりました。

防衛省によりますと、新たな装備品の取得に2818億円を充てているほか、能力向上型迎撃ミサイルやP-1哨戒機3機などを新たに購入します。

補正予算で装備品を新たに取得するのは異例ですが、軍事力を強める中国や北朝鮮などにより厳しさを増す安全保障環境に対応するため、来年度当初予算案に計上する予定だった経費を前倒しして、防衛力強化の加速を目指します。

今回の前倒しにより、装備品の納入を3か月から半年早めることができるとしています。

このほか過去に契約した装備品の分割払いの経費として4287億円を計上しています。