航空燃料不足に対応…官民合同タスクフォース立ち上げへ 国際線増便に支障
国内の空港で旅客機の燃料が不足し、国際線の増便に支障が出ています。この問題に対応するため、政府が官民合同のタスクフォースを立ち上げることがわかりました。
地方の空港などで深刻化している旅客機の燃料不足の原因は、製油所から航空機の燃料を運ぶ輸送船や人手の不足です。
必要な燃料が確保できないことで、海外の航空会社の増便や新規便の就航などに支障も出ていて、好調なインバウンド需要に水を差す可能性も懸念されています。
こうした問題に対応するため、国交省や経済産業省、航空会社や石油元売り業者などが今月半ばにも官民合同のタスクフォースを立ち上げることが関係者への取材でわかりました。
今後、インバウンド需要が増える夏場に向けて、対策を検討していく方針です。