去年12月17日と20日に通信障害を発生させたNTTドコモに対し、総務省は13日、再発防止の取り組みを求める行政指導を行いました。

NTTドコモ・井伊基之社長「行政指導を重く受け止めまして、再発防止に取り組んで参ります」

総務省から指導を受けたNTTドコモの井伊基之社長は、このように述べ、去年12月、合わせておよそ310万人に影響を与えた通信障害について、改めて陳謝しました。

また、通信障害が起きた場合に、それを認知するまでの時間や修復する時間と、利用者に周知するまでの時間の、それぞれを短縮するためのシステム開発や体制作りに取り組んでいると説明しました。

行政指導の文書には再発防止策の徹底と、その実施状況を定期的に報告することが盛り込まれています。