日立製作所“最低勤務時間”撤廃へ 給与変わらず週休3日も
日立製作所は、1日の最低勤務時間を撤廃することを決めました。給与は変わらずに週休3日にすることも可能になります。
日立製作所は勤務制度を見直し、これまで1日の最低勤務時間を3.75時間としていたものを、今年度中にも廃止します。
これにより、例えば週5日の勤務日のうち、4日間の勤務時間を長くして所定の勤務時間に達していれば、給与は変わらずに残りの1日を休日にすることも可能になります。
全従業員の半数にあたる約1万5000人が対象で、育児や介護、趣味などとの両立がしやすくなるメリットがあります。
働き方を柔軟にすることで、業務の効率化や人材確保につなげたい考えです。
週休3日をめぐっては、NECやパナソニックホールディングスも導入する方針です。