「一蘭」独禁法違反の疑いで調査 カップ麺など値下げしないよう圧力か
人気ラーメンチェーン「一蘭」が独占禁止法に違反した疑いがあるとして、公正取引委員会が調査していることがわかりました。
関係者によりますと、一蘭は、カップ麺などの自社製品の値下げをしないよう小売店に不当に圧力をかけた独占禁止法違反の疑いがあるということです。自社のブランドイメージを維持する狙いがあったとみられます。
独禁法では、メーカーから小売店に希望価格を提示することは問題がないとされる一方で、値下げしないよう圧力をかけるなど価格を強制することは禁じています。
公正取引委員会は、具体的なやりとりなどについて、調査しているということです。
一蘭は日本テレビに対し、「詳細は伝えられないが、公取の調査に全面的に協力している」とコメントしています。