12月1日から“7年ぶり”節電要請 “重ね着などして、無理ない範囲で協力を”政府が呼びかけ
12月1日から3月末まで、冬の期間としては7年ぶりに、全国で節電要請期間が始まります。政府は、重ね着をするなどして、無理のない範囲での節電を呼びかけています。
政府は、この冬も電力がひっ迫する恐れがあるため、12月1日から来年3月末までの期間、全国すべての地域で節電を要請します。
この冬の電力需給見通しでは、特に来年1月、東京電力と東北電力の管内で電力の余力を示す「予備率」が4.1パーセントにとどまっています。
安定供給に最低限必要となる3パーセントは上回るものの、厳しい状況となっています。
冬場は悪天候により太陽光発電が十分機能しない場合があり、急激に気温が低下した場合など、需給がひっ迫する恐れがあるということです。
このため政府は、重ね着や使っていない部屋の照明を消すなど、無理のない範囲での節電に協力を求めることにしています。