ワークマン 来年夏まで“主力商品”価格据え置き「円安になったから値上げ…会社の存在理由に反する」
円安や世界的な原材料の高騰から値上げが相次ぐ中、低価格な機能性ウエアなどを扱うワークマンは、来年8月まで主力商品の多くで価格を据え置くと発表しました。
ワークマン・土屋哲雄専務「為替で円安になったから2割値段を上げますというのは、ワークマンのミッションといいますか、会社の存在理由に反する」
ワークマンは14日、来年の春夏の戦略を発表しました。今年の秋冬ものに続き、主力のプライベートブランドのおよそ96%を来年8月まで値上げしないということです。独自開発した素材の生産量を2倍に増やし、その素材をさまざまな製品に活用することで、製造コストをおよそ2割抑えられたということです。
ただ、1ドル=170円台になるなど円安がさらに進行する場合は、8月よりも前に値上げに踏み切る可能性もあるとしています。