西村経産相が米・レモンド商務長官と会談 次世代半導体開発に向けたロードマップを策定へ
西村経済産業大臣はアメリカのレモンド商務長官が会談し、次世代半導体開発に向けたロードマップを策定すると発表しました。
アメリカのデトロイトで行われた会談では、日米両国が重要視する技術について議論が行われました。
共同声明には次世代半導体の開発で技術協力や人材育成を進めるロードマップを策定することを盛り込んだ他、人工知能や量子技術、バイオ技術でも協力を強化していくと明記しました。
ロードマップには、経済産業省主導で去年立ち上げた「技術研究組合最先端半導体技術センター(LSTC)」と、アメリカで近く立ち上がる「国立半導体技術センター(NSTC)」との技術や人材育成での協力も盛り込んでいきます。
会談後の記者会見で西村経産大臣は「今後の技術開発など日米協力を飛躍的に加速させたい」と話しました。経済安全保障で重要性が高まる半導体を安定的に確保する狙いがあります。