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経済同友会・峰岸副代表幹事(リクルートHD会長)に聞く 「成長戦略」どう作られるべきか

2022年5月19日 22:23
経済同友会・峰岸副代表幹事(リクルートHD会長)に聞く 「成長戦略」どう作られるべきか

経済同友会で副代表幹事を務めるリクルートホールディングスの峰岸真澄会長は、政府が毎年策定している「成長戦略」について、改革を求めました。

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経済同友会 峰岸副代表幹事(リクルートHD会長)
「ぜひわかりやすく『成長戦略会議』というものを設置していただけないかなと思う」


――名前って大事ですかね?

経済同友会 峰岸副代表幹事
「大事だと思いますよ。それ以外の名前ですと、それ以外のアジェンダ(議題)もあるわけなので」

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――また、長期戦略にこだわるべきとしています。

経済同友会 峰岸副代表幹事
「(戦略が)短期的に達成可能なものの羅列になりがちなので、分野横断型で長い期間でなければ解決できない大粒な骨太のアジェンダ(政策)セッティングしていただいて、ロングターム(長期)で国としてコミットメントしていただく(のが重要)。ここ数年、『政官としてやるべきことはやった』と」

「『民が内部留保していて、なかなか投資しないじゃないか』というような話もある。民は民で、『規制緩和とか動いていないじゃないか』っていう関係もある」

「骨太のアジェンダ(政策)セッティングしていただければ、民の方もその方向に投資を振り向けることとか、(事業)ポートフォリオを変えていくということはしやすくはなっていくと思う」

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――また、成長戦略の策定にもっと民間の知恵を生かすべきだとしています。

経済同友会 峰岸副代表幹事
「グリーン(環境関連戦略)一つにとっても、グリーンの中のどの分野で本当に世界に勝って、それ何年もつんだ。10年先で勝てるのか30年先で勝てるのか、それいくら金が必要なんだということを、かなり緻密にやって民間はやってますからね」

「本当に世界で勝てて、何十年先に莫大なリターンが返ってくるようなところを確信をもって見いだせるかどうかが大事」

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峰岸会長は、「世界で勝てると確信が持てる成長戦略をつくれれば、官民でぶれずに取り組んでいける」としています。