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自動運転車両が“公道”を走る!持続可能な運転サービスの実現を目指す 愛知・小牧市

2024年2月14日 16:09
自動運転車両が“公道”を走る!持続可能な運転サービスの実現を目指す 愛知・小牧市

市民の日常的な移動手段として、こまき巡回バス「こまくる」が活用されている愛知県小牧市。「こまくる」のサービス水準の維持や路線バスの運転手不足の対応に備えるため、小牧市では自動運転車両「ARMA」を起用した実証運行を公道にて実施することを決定しました。

本実証調査の全体統括等を小牧市から受託する「BOLDLY株式会社」によると、実証期間は2024年2月13日から2月26日。実証調査では、名古屋鉄道小牧線の小牧駅から小牧山までのルート(⽚道1.8km)を、「ARMA」が⾃動運転レベル 2で⾛⾏します。

運行ルートの一部は、現在運行している路線バスのルートと重なっているため、「ARMA」の乗降場のうち6か所は、各運行事業者等による協力の下、路線バスの停留所に併設。「ARMA」の乗降場と路線バスの停留所を併設する場所では、発車する際に路線バスを優先するなど、路線バスの運行事業者と連携し、安全でスムーズな運行が実現できるよう整備されています。

今回の実証調査は、1年以上に渡って自動運転バス「ARMA」の安全運行を継続している愛知県日進市の取り組みを参考に整備。⽇進市では、駅〜病院〜市役所を結ぶ、住⺠のニーズが⾼いルートで⾃動運転バスが運⾏していますが、交通量の多い環境下においても、住⺠の協⼒を得ながら安全な運⾏を実現。⽇常的な移動⼿段として活⽤されています。

小牧市では実証運行を通して、観光振興やまちづくりの有効性をはじめ、自動運転技術や走行環境を検証。自動運転技術を活用した、便利で持続可能な移動サービスの実現を目指します。

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