金融庁、ビッグモーターの保険代理店登録取り消す方向で検討
ビッグモーターの保険金不正請求をめぐる問題で、金融庁がビッグモーターの保険代理店登録を取り消す方向で検討に入ったことがわかりました。
この問題を巡っては、金融庁は9月以降、ビッグモーターに対して保険業法にもとづく立ち入り検査を行っています。
その後の関係者への取材で、金融庁が月内にも、ビッグモーターの保険代理店としての登録を取り消す処分を出す方向で検討に入ったことが新たにわかりました。
ビッグモーターが客の車を故意に傷つけ、保険金の不正請求を繰り返していたことなどについて、悪質性が高い行為だと判断したとみられます。
ビッグモーターに対しては、先月、国土交通省も道路運送車両法にもとづき、整備工場に民間車検場として指定を取り消すなどの処分を出しています。