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萩生田経産相 トリガー条項「発動すればバラ色になるという制度ではない」

2022年3月15日 13:58
萩生田経産相 トリガー条項「発動すればバラ色になるという制度ではない」

ガソリン税などを一時的に引き下げる「トリガー条項」の凍結解除について、萩生田経済産業大臣は「バラ色になるという制度ではない」と述べ、あらためて慎重な姿勢を示しました。

萩生田経産相「現行の制度を発動すればバラ色になるという制度ではないことだけは事実だと」

萩生田経産相は、トリガー条項の凍結解除で価格が抑えられる対象に灯油や重油が入らないなどの課題を指摘しました。また、現行制度ではレギュラーガソリンの価格が1リットルあたり130円を下回るまで再び税を課すことができず、税収が減ることで自治体などの運営にも影響がでるとしています。

その上で、「国民生活全体で我慢してもらえる範囲をどれだけつくっていけるかが、これからの課題」だとして、仮にトリガー条項の凍結を解除する場合には、制度設計の議論が必要だとの認識を示しました。