国民民主「トリガー条項」凍結解除など追加の経済対策求める
自民党・公明党と国民民主党の幹事長が会談し、国民民主党はガソリン価格が高騰した際にガソリン税などを引き下げる「トリガー条項」の凍結解除など、追加の経済対策を行うよう求めました。
9日の会談は先週行われた、自民、公明、国民の党首会談を受けて行われたものです。
会談で国民民主党の榛葉幹事長は、トリガー条項の凍結解除を中心とした、追加の経済対策を速やかに行うよう、与党側に求めました。
これに対し、公明党の石井幹事長は、「トリガー条項の解除は公明党としても必要だと認識している」と答えたということです。
国民民主党・榛葉幹事長「前向きに考えてくださっているからこそ持ち帰って、来週その打ち返しを下さるということだと理解しています」
9日の会談を受け、16日に再び3者で会談を行い、与党側がトリガー条項への対応などについて回答するということです。
一方、立憲民主党の泉代表は国民民主党について、「維新と国会活動を行い、その後は、都民ファーストと勉強会を行い、今は自民・公明党と協議を行い、どこに向かっているのか分からない」と批判しました。
その上で、ことし夏の参議院選挙での協力については、「もう一つの政権の枠組みを作ろうという思いがあるのか確かめなければいけない」と述べるにとどまりました。