去年のスーパー売上高13兆5585億円 4年連続のプラス
全国のスーパーの去年1年間の売上高は、店頭価格の上昇などで4年連続のプラスとなりました。
日本チェーンストア協会によりますと、全国のスーパー1万820店の去年1年間の売上高は13兆5585億円で、前の年と比べ2.4%のプラスとなりました。
食料品や日用品の値上げが相次いだことで消費者の節約志向が高まり、1人あたりの購入点数が減少した一方で、店頭価格の上昇で購入金額は増えたため、売上高はプラスとなりました。
牧野剛専務理事は「売上高はプラスだが、消費の実態は数字ほど良くないのが実情」とした上で、今年の見通しについて「賃上げが物価上昇を上回れば消費も上がってくるだろう」としています。