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くら寿司「100円ずし」終了へ 田中邦彦社長「魚介類の価格が高騰」

2022年9月7日 13:59
くら寿司「100円ずし」終了へ 田中邦彦社長「魚介類の価格が高騰」

くら寿司が創業当時から看板としてきた「100円ずし」がなくなります。税抜き一皿100円の寿司を10月から値上げすると発表しました。

くら寿司・田中邦彦社長「創業以来の大改革となる価格の全面改定を行います。2020年以降、コロナによる需給バランスの変化に加えて、急激な円安もあり魚介類の価格が高騰しています」

くら寿司は全国488店舗で提供している税抜き一皿100円のすしを値上げします。

10月1日から、「極み熟成まぐろ」や「サーモン」などおよそ50品が税込み110円から115円に値上がりします。

一方、220円で提供している「巻きたてたっぷりいくら軍艦」など18品は税込み220円から165円に値下げされます。

回転寿司チェーンでは、はま寿司が6月に平日一皿90円での提供を終了したほか、スシローも10月1日から「100円ずし」を終了し、税込み120円に値上げすると発表していて、原料価格高騰の影響が広がっています。