「ボジョレ・ヌーボー」解禁 今年は“透明感あるルビー色で甘み強く” 価格は去年の約1.5倍…輸送費や包装資材高騰が影響
フランス・ボジョレ地区でことし収穫されたぶどうでつくられたワイン、「ボジョレ・ヌーボー」が解禁されました。物価高の影響が大きく表れています。
毎年11月第三週の木曜日の0時に解禁となる「ボジョレ・ヌーボー」。今年の特徴は透明感のあるルビー色で、甘みが強いということです。
一方、ウクライナ侵攻を受けた輸送費や包装資材の高騰が響きました。航空輸送費の削減のため、瓶ではなくペットボトルの採用などで軽量化がはかられました。また輸入数量も、およそ4割から8割、減らされました。
しかし、それでも定番サイズの赤ワインの参考価格は去年のおよそ1.5倍に値上がりしていて、お財布には少し厳しい解禁となっています。