日経平均、終値3万9910円で史上最高値を更新 大台の4万円にわずかに届かず…証券会社では「惜しい」の声も
東京株式市場で日経平均株価は一時800円以上値上がりし、大台の4万円まであと10円に迫る場面もありました。
東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大きく上昇し、史上最高値を更新しました。前の日のニューヨーク株式市場でナスダックの株価指数が史上最高値を更新したことを受け、東京市場でも半導体関連銘柄を中心に買い注文が膨らみました。一時、800円以上値上がりし、大台の4万円まであと10円に迫る場面もありました。
渡邊翔記者「いま取引の時間が終わりました。日経平均株価は4万円を目前にして足踏み。ディーリングルームのみなさんからは、あ~というため息の声も上がりました」
結局、日経平均株価は前日比744円63銭高の3万9910円82銭で取引を終えました。
都内の証券会社では大型のクラッカーを準備して待ち構えましたが、わずかに大台に届かないまま取引終了時刻を迎えると「惜しい」と声があがり、“クラッカーを鳴らす役”だった責任者がネクタイを解いて緊張を和らげる姿も見られました。
ある市場関係者は「過熱感が高いまま日経平均は突っ走っている。日本経済もついに変わるのでは、という期待感が予想以上に強まっていて、投資家は4万円のその先を見ている」と話しています。