サンマ漁、あす10日に解禁 不漁は今年も続く見込み
サンマ漁が例年より早く、あす10日から解禁になります。サンマの不漁は今年も続く見込みです。
深刻な不漁が続いているサンマについて、少しでも漁獲量を増やそうと、今年は例年より10日早い、あす10日から漁が解禁されます。
去年のサンマの水揚げ量は全国でおよそ2万4000トンと、近年のピーク時の10分の1以下にとどまっていて、今年も低い水準が予想されています。
さらに水産庁によると、水揚げされるサンマの大きさについても、80グラムから100グラムほどで、標準的なものより3割から4割ほど小さい“今までにないほど”小ぶりなものが中心になる見通しです。
水産庁はサンマの量が減り、サイズも小さくなった要因として、日本近海の潮の流れの変化や海水温の上昇などで、サンマが日本に沿って南下しづらい状況が続いている可能性があるとしています。