坂井市が「美食都市」に選出される 越前がに 甘えび 油揚げ 豊富な食材に食育の取り組みが高評価

地域独自の美食文化の魅力や食のまちづくりを評価する「美食都市」に坂井市が選ばれ、市では、今後も食育の取り組みやイベントに力を入れ、多くの人が訪れるまちづくりを目指すことにしています。
美食都市アワードは、地域独自の美食文化の魅力や、食を軸としたまちづくりの取り組みを評価・表彰する制度です。
全国から推薦を受けた46の都市やエリアの中から、審査を経て、坂井市が5つの美食都市の一つに選ばれました。
坂井市は、越前がにや甘えび、それにもみわかめといった海の幸のほか、そばや油揚げなど伝統食材が豊富な点が評価されました。
また、学校給食に地元食材を取り入れ地産地消を進めたり、月に1度、子どもたちが食材の生産過程を学ぶ機会を設けていることも高く評価されました。
美食都市は、食を通じた地域のブランディングと活性化、それに国内外への発信力の強化を目的としていて、坂井市のほかに北海道函館市、三重県多気町、兵庫県の淡路島、広島県廿日市市が選ばれています。
今回の選定を受けて坂井市では、さらに食育の取り組みやイベントに力を入れ、多くの人が「行きたい」と思えるまちづくりを進めたいとしています。