日経平均株価、わずかに値を下げて取引終える 史上最高値更新は持ち越し
19日の東京株式市場で日経平均株価は先週末の終値からわずかに値を下げ、期待された史上最高値の更新は20日以降に持ち越しとなりました。
19日の東京市場で日経平均株価は、先週末の終値より16円86銭安い3万8470円38銭で取引を終えました。バブル期の1989年12月につけた終値の史上最高値である3万8915円の更新は、20日以降に持ち越しとなりました。
先週のアメリカの株式市場で主要な株価指数が下落したことなどから、19日の取引では売り注文が優勢となりました。また、日本時間19日夜のアメリカ市場が祝日で休場となることも、投資家が様子を見る要因になったとみられます。
ただ、日経平均株価は取引終了にかけて下げ幅を縮めています。市場関係者は「日本株への先高期待が続いていて、それが相場の下支えになっている」と指摘していて、20日以降も史上最高値を意識した動きが続く見通しです。
東証プライムの売買代金は、概算で4兆3545億円。東証プライムの売買高は、概算で15億9574万株。