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わずかな落ち込みにとどまる、塩釜市魚市場の2月~3月の売り上げ…不適切取引で1か月使用停止・宮城

2025年4月3日 7:04
わずかな落ち込みにとどまる、塩釜市魚市場の2月~3月の売り上げ…不適切取引で1か月使用停止・宮城

運営会社の不適切な取引により、1か月間使用を停止となった塩釜市魚市場(宮城)の2月・3月の売り上げは、全国的なマグロの不漁もあり前年同時期の97%とわずかな落ち込みにとどまったことが分りました。

塩釜市は、塩釜市魚市場の運営会社不適切な取り引きにより施設使用料およそ80万円を免れたとして、2月~3月にかけて魚市場を1か月間使用停止とする行政処分を行いました。

3日の会見で、佐藤光樹市長は使用停止期間を含む2月・3月の売り上げが前年比の97%の4億75000万円で金額にして1500万円の減少にとどまったことを、明らかにしました。

塩釜市・佐藤光樹市長
「幸か不幸か、その間 全国的にマグロがあまり獲れなかった。(市場再開後)単価を高く買っていただけているので、被害額の圧縮につながった。船会社に燃料を補給する会社とか資材、マグロを入れる箱、荷役を手伝っている会社についても、最小限に抑えられたと思う」

佐藤市長は、このように述べたうえで、今後 産地間競争が激しくなることが予想される中、魚市場の運営について時代に合うような組織に変えないといけないとしています。

最終更新日:2025年4月3日 7:04
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