×

塩釜市魚市場、2月22日から1か月間”取引停止” 運営する卸売会社が不適切取引(宮城)

2025年2月21日 19:30
塩釜市魚市場、2月22日から1か月間”取引停止” 運営する卸売会社が不適切取引(宮城)

塩釜市魚市場を運営する卸売会社が不適切な取引を行ったとして、2月22日から1か月間 市場での取引が停止される。

21日午後、シャッターが閉まった塩釜市魚市場。
市によると、卸売会社「みなと塩釜魚市場」は、2020年10月から約2年半にわたり、漁船側の求めに応じてマグロなどの水揚げ代金の一部合わせて1億4000万円余りを架空名義の会社に支払ったように見せかけて手渡していたという。

市は「みなと塩釜魚市場」に対し、2月22日から3月21日まで市場の使用を停止。
期間中は、水揚げや競りなどが出来なくなる。

一方、魚市場の売店や食堂などは、22日からも通常通りの営業を続けるが、問い合わせの電話が多いという。

塩釜海の駅・小笠原憲司さん
「いつからお休みなの?と、休み確定の状態で認識されている方もいる。営業は普通通りやっています」

利用客
「こちらも閉まっちゃうのかと思ってあすから。(通常営業)知らない方、多いんじゃないかな」

また、近くにある「塩釜水産物仲卸市場」もこれまで通り営業を行い、1か月の間 塩釜市魚市場で水揚げされないマグロなどを石巻や気仙沼の市場から仕入れて販売していく予定だという。

最終更新日:2025年2月21日 19:30
ミヤギテレビのニュース