塩釜市魚市場、水揚げ・競り“再開”へ…運営会社が不適切取引で使用停止処分1か月(宮城)
宮城・塩釜市魚市場の運営会社が不適切な取引を行い、塩釜市から1か月間市場の施設の使用停止処分を受けていたが、22日から水揚げや競りを再開する。
塩釜市によると、塩釜市魚市場の運営会社「みなと塩釜魚市場」は、2020年10月から約2年半にわたり、漁船などの求めに応じて水揚げ代金の一部合わせて1億4000万円余りを架空名義の会社に支払ったように見せかけ、手渡していた。
市は、運営会社に対し2月22日から1か月間、市場の施設の使用を停止する行政処分を出した。
運営会社は、再発防止策として情報通信技術を導入し不適切行為を防止。
コンプライアンス研修を行い、22日から通常通り水揚げや競りを再開する。
塩釜市は、市場への監視を強め、取引の数量や金額などの確認も行っていくという。
最終更新日:2025年3月21日 19:30